「空飛ぶ捜索医療団ARROWS(アローズ)」は、鹿児島市の米盛病院に、23日トリアージ用のトレーラー1台を貸与・設置しました。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、医療態勢の整備が急がれる中、病院に搬送された患者を駐車場に設置したトリアージ室で隔離して診察し、緊急度や検査の必要性を判断。一般の患者と動線を分けることで、医療崩壊につながる院内感染を防ぐ狙いです。
緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大され、医療現場では、マスクや防護服などの保護具の不足が深刻化する中、コロナ患者が増加する事態に備えて、院内感染・医療崩壊を防ぐため、院外でのトリアージのニーズが高まっています。
ARROWSでは3月5日にも大阪淀川キリスト教病院にトレーラー1台、4月22日にも佐賀大学付属病院にトレーラー2台をトリアージ室として貸与・設置しており、院内感染の防止に役立っています。
「鹿児島ではまだ感染例は多くありませんが、新型コロナの患者さんが増えてきたときに、様々な検査・治療が必要になってくると思います。そのために、お貸し頂いたトレーラーを有効に使っていきたいと思います。
ARROWSとわれわれの病院は以前から協定を結んでいて、今回が本格的な最初の活動になります。今後もこうした連携を深めていきたいと思っています。」
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