長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼工場に停泊中のイタリア籍クルーズ船「コスタ・アトランチカ」で、新型コロナウイルスの感染が拡大しています。長崎県からの要請を受け、「空飛ぶ捜索医療団ARROWS(アローズ)」は、4月28日、医師・看護師を含む5名を現地に派遣しました。
この船では、4月27日時点で乗組員148人の新型コロナウイルス集団感染が確認されていますが、重症者が増えた場合、長崎県では受け入れられる病床が限られており、地域住民からも不安の声が上がっています。また、24時間対応できる船内の医療チームが全く足りず、クラスターの拡大リスクが高まっています。
28日に長崎に到着したARROWSリーダーの稲葉基高医師らは、クルーズ船の現場指揮所や長崎県庁DMAT本部などで打ち合わせを行い、今後の動きを確認。ARROWSの主な任務は、船内から運び出されてくる陽性または疑いのある患者を船外に設置されるフィールドホスピタルで診察し、特に夜間の対応と船内で重症者が出た場合の搬出などにあたります。
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