新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府が全国民に一律に給付する10万円について、全閣僚が受け取りを辞退するなど、個人でも「自分には必要ない、他に有効活用して欲しい」と給付を辞退する動きが出ています。
一方で、「本当に支援を必要とするところに活用してほしい」と、寄付をご検討されている皆さまのために、A-PADジャパンでは「辞退しないで。給付金で医療現場を支えて」として、逼迫する医療現場を支援するための支援金を募集いたします。
ふるさと納税によるガバメントクラウドファンディング
https://www.furusato-tax.jp/gcf/777
ふるさと納税は、控除上限額内の2,000円を越える部分について、翌年に住民税や所得税から控除されます。
頂いた支援金は、医療機関や介護施設などへのマスクや防護服などの提供。院内感染を予防するためのトリアージ室としてのトレーラーやテントの貸与・設置、離島で新型コロナの重症患者が発生した場合の患者搬送などに活用させていただきます。
A-PADジャパンの参加する”ARROWS”空飛ぶ捜索医療団では、2月から4月末までに国内の1,000以上の医療機関や介護施設などに約90万枚のマスクを提供してきました。
マスクをお届けした病院からは、「2月にはマスクが枯渇し、残り10枚になり、金庫に入れてみんなで大切に使っていました。3月は院内感染予防で常時着用になりましたがNICUスタッフは1人週2枚で、皆マスクを自分で洗って干して再利用しながら働いていました。
NICUでは普段から命に関わる赤ちゃん達が頑張っています。NICUでクラスター(感染者集団)が発生した場合、赤ちゃん達の命と未来を守ることが難しくなります。
どんな状況でも新しい命は生まれてきます。マスクの寄付はNICUスタッフにコロナウィルス感染予防とともに心折れず頑張ろうという勇気をくださいました。関係者の皆様に感謝しています。」(神奈川県立こども医療センター)など、医療現場の逼迫した声が数多く寄せられました。
ご寄付の際は、プロジェクトへの応援メッセージに医療の最前線で戦っている医療従事者への応援メッセージをお願いいたします。物資をお届けする際に、メッセージを同封してお届けします。