10月17-18日、長野・千曲市役所に支援物資の靴下約100足をお届けしました。靴下は、市役所1階ロビーで実施中の罹災証明書の発行会場に置き、手続きが終わった方などに持参いただいています。
千曲市では避難所で生活する被災者は減っていますが、浸水した自宅の片付けをしながら2階などで寝泊まりする人も多く、受付会場には多い時には100人以上の方が足を運んでいます。罹災証明書の発行会場に訪れた女性は「自宅が泥に埋もれてしまった。罹災証明の手続きはなんとか進んだけれど、家の片付けはまだこれからで先が不安。靴下は同じように大変な目にあったご近所の方にも渡したい」と話していました。
なお、靴下は、緊急災害対応アライアンス「SEMA」メンバーの福助(株)より届けられたものです。また、上田市にある(株)バリューブックスの協力で支援物資を一時的に保管する倉庫をお借りしています。「被災した方のために何かできれば」という皆様の想いをお預かりしています。皆様のご協力に感謝いたします。
緊急支援チーム(PWJ/A-PADJ/CivicForce)では、靴下以外にもたくさんの支援物資を被災地にお届けしています。チームが、16日から18日までに被災地に届けた物資は以下の通りです。避難所のほか、広い店舗や倉庫を有する地元企業の協力を得ながら、在宅避難者の方にも物資を届けられるよう努めています。
◆防寒着600着(提供:SEMA・アダストリア)
配布先:小布施町役場
◆下着 5712着(提供:SEMA・グンゼ4010着、いずみ1702着)
配布先:長野・小布施町役場、サンクゼール、豊野西小学校避難所、賛育会クリニック、バリューブックス、福島・いわき市木村眼科クリニックほか
◆靴下約1200足(提供:SEMA・福助12箱)
配布先:長野・千曲市役所、バリューブックスほか