8月の記録的大雨で被災した佐賀県武雄市の児童支援事業所「ガラパゴス」の運営者が、11日、佐賀女子短期大学の特別授業で、被災から事業再開までの歩みを語りました。

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2019.12.19ニュース

佐賀豪雨で被災の児童支援事業所 被災・復旧体験を特別授業

8月の記録的大雨で被災した佐賀県武雄市の児童支援事業所「ガラパゴス」の運営者が、11日、佐賀女子短期大学の特別授業で、被災から事業再開までの歩みを語りました。

 

ガラパゴスは、6歳から18歳までの障害特性を持つ子どものための放課後デイサービス事業などに取り組む事業所で、学校から事業所、自宅までの送迎や個人に合わせたトレーニングプログラムなどを提供しています。事業所内にはクライミングボードやトランポリンなどがあり、明るく温かみがあります。これらは、取捨選択が苦手な子どものトレーニングや、多動傾向のある子どもが体が動かせるようにと専門家と相談しながら設置されたものです。

 

今年4月に開所したばかりの事業所は、8月の大雨で1m以上浸水し、家具やパソコンなどの事務機器、車両などが水に浸かりました。

 

事業所を運営する小柳由加里さんは、大雨から一夜明けた29日朝、被害状況を確認したとき「何から手をつけたらいいのか」と呆然としたといいます。

ほとんどのものが水に浸かり、かびや、汚泥、鉄工所から流出した油による臭いが鼻を突きました。30日からスタッフ全員で片付けを開始。水をポンプで汲み出して、雑巾で水を絞ってを繰り返しました。臭いや変化に敏感な子どもたちがここに戻って来てくれるだろうかという不安もよぎりましたが、どこで子どもたちがみているか分からない、とにかく復旧の作業中も明るく笑顔を心がけたといいます。

 

9月から壁や床の解体を開始しましたが、一帯が被災していたため事業者を見つけるのも簡単ではありませんでした。被災から1か月はボランティアを頼む余裕もなく、9月末になってボランティアの方に外周りの清掃をお願いすることができました。

 

ようやく事業が再開できたのは、11月11日。支援者の方が寄り添ってくれたのが支えになったといいます。

小柳さんは最後に学生に向けて「被害を体験していなくても、相手を想像する力を持って欲しい。思いやる気持ちがあれば、緊急的な場面でも世の中はうまく回ると思います。」と呼びかけました。

 

現在、ガラパゴスさんには、わたしたちA-PADジャパンの車両を貸し出し、子ども達の送迎用に使っていただいています。

 

わたしたちA-PADジャパンの活動は皆さまからのご寄付に支えらえています。

一人ひとりのご支援が、災害時に大きな力となります。

ご自身のお気持ちに合った方法でご協力ください。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/716

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